１・４小川橋本戦のレフェリーはタイガー服部が務めた。有事の場合、服部レフェリーは決断を 
マサ斎藤に託すことにしていたという。テレビ朝日『ワールドプロレスリング』の解説席に付く斎藤が 
試合を間近で見ることになるからだ。ただし、マサ斎藤はガチンコ志向の強い男。実際にケンカは 
滅法強くて、アメリカ時代の武勇伝は数知れず。日本でも伝説を残している。 
　かつて六本木の某カフェでホーク・ウォリアーと一緒に飲んでいたところ、来日中の米国ＮＦＬのスター選手 
たちとケンカになって、２メートル級の大男４人を２人でボコボコにＫＯしてしまった。しかも、それを必死に止めた 
のが長州だったという。斎藤の場合、仮にそういった試合になっても、白黒つくまでやらせるタイプなのだ。 

金沢の本から。トラブル回避の為に外人に日本人つけてるのに一緒になってケンカしちゃうマサさんは最高です。