めっちゃ観客盛り上がっとる

ガサガサでハスキーなみんなのこけしスレ

１１月１５日に両国国技館で引退試合を行うミスタープロレス・天龍源一郎（６５）が１３日、ムタ退治に向けて化身を投入する考えを明かした。
２１日のＷ―１後楽園ホール大会では約１３年ぶりに魔界の住人ことグレート・ムタとの対戦が決定。天龍は“グレート・テンルー”の降臨を示唆した上で、
最高の試合を提供すると約束。その真意とは――。

　引退まで残り５試合となったこの日のゼロワン新潟・佐渡大会前、天龍がまさかの言葉を口にした。２１日Ｗ―１後楽園大会のムタ戦
（天龍、越中詩郎、河野真幸組対ムタ、ＫＡＺＭＡ　ＳＡＫＡＭＯＴＯ、ＮＯＳＡＷＡ論外組）について「俺が持っている、とんでもない、
突拍子もない発想を実行すれば、またベストバウトに入りますよ」と言いだしたのだ。

　天龍はすでにオカダ・カズチカ（２７＝新日本プロレス）との１１・１５引退試合で東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞ベストバウトを狙うと公言している。
そのプランの幅を広げ、ムタ戦でもベストバウトを狙う構えだという。１９９９年５月３日の新日本プロレス福岡国際センター大会で当時の
ＩＷＧＰヘビー級王者・武藤敬司に挑戦が決まった際にも戦前に年間ベストバウトを予告。見事に賞を獲得した実績もある。

　今回は武藤の化身・ムタが相手とはいえ、９６年１０月のＷＡＲ大阪大会と、２００２年１０月の全日本プロレス武道館大会の３冠ヘビー級戦では、
天龍が相手のお株を奪う毒霧攻撃、イスやテーブルを使っての大暴れを見せた。特にムタの口を手で封じ、毒霧を飲ませて自滅に追い込んだ大阪決戦は伝説となっている。

「突拍子もない発想とは…。まあ、ムタとの試合では面白いものを見せますよ、フフフ」と天龍はけむに巻いたものの、毒霧攻撃や顔面にペイントを施した
別人格“グレート・テンルー”の降臨に含みを持たせた。さらには「これだけいろいろな選手と戦って最後にオカダとやるのは屁だと思っている。
受ける方は大きなもの（精神的重圧）になっているよね」とレインメーカーにプレッシャーを与えることも忘れなかった。

　この日はアジャ・コングと組んで大谷晋二郎、里村明衣子組と対戦。場外乱闘では大谷にイスと机を投げ付け、８月２３日ＤＤＴ両国大会に続いて
果敢に向かってきた里村には容赦ないグーパンチと張り手の洗礼を浴びせた。これで引退試合を含めて残り４試合。「一つひとつの試合を消化していく中で
（プロレスが）いとおしいね」と口にした天龍。１１・１５決戦まで何をやってのけるのか分からない