落語家の月亭方正が１５日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレＭＴＧ」に出演。１日に死去した〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん（享年７９）の思い出を語った。

　方正が振り返ったのは、若手のころ「アントン追い祭り」というバラエティーの企画で共演した際のこと。猪木さんをスペインの「牛追い祭り」の牛に見立て「芸人が猪木さんから逃げるんですけど、猪木さんが捕まえてバーン！とビンタしていく」というハチャメチャな内容だったそうだ。

　これを聞いたＭＣの今田耕司は「ムッチャおもしろいやん」と大喜び。方正は「僕も（ビンタを）やられましたけど、痛いとか怖いじゃなくて、ただただうれしいですよね」と懐かしげに語った。

　ここで共演の月亭八光から「蝶野（正洋）さんとは…」の声が出ると、方正は「違うな！　違うな。痛いし怖いし」と〝食い気味〟に拒絶反応。

　改めて猪木さんのビンタについて聞かれると「うれしい。パワーもらえる」「全然痛くない。さわやか。パーン！っていう」とほめちぎった。

　ニヤニヤが止まらない今田から「蝶野さんは違うんや？」と不思議がられると、方正は「違うな！　痛いな。テンション下がるし」と表情を強張らせていた。

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